略歴(1901~1993)
明治34年(1901)6月3日 | 京都市に生まれる |
大正9年(1920)10月 | 京都薬学校(後の京都薬専、京都薬大)卒業 |
昭和元年(1926)~昭和11年 | 京都市中京区押小路衣棚にて薬局開業 |
昭和7年(1932)4月 | 日本鉱物趣味の会創設、同会代表 |
昭和17年(1942)~同21年 | 立命館大学専門部(現理工学部)講師 |
昭和20年(1945)~同24年 | 京都薬学専門学校(現 京都薬大)講師 |
昭和22年(1947)~同24年 | 大阪大学理工学部講師 |
昭和23年(1948)~同60年 | 宮内庁嘱託、正倉院調査(薬物・石製宝物材質) |
昭和24年(1949)4月 | 京都薬科大学講師 |
昭和31年(1956)9月 | 薬学博士の称号を受ける |
昭和40年(1965)10月 | 紫綬褒章受章 |
昭和41年(1966)1月 | 京都市教育功労賞 |
昭和48年(1973)6月 | 桜井記念会第三号桜井賞受章 |
昭和48年(1973)11月 | 日本地学研究会館(現 益富地学会館)竣工、同会館館長、マストミ漢方薬局開業 |
昭和49年(1974) | 新鉱物 益富雲母(masutomilite)の献名を受く |
昭和55年(1980)9月 | ふじのみや奇石博物館名誉館長 |
平成元年(1989)1月 | 京都府文化特別功労賞受章 |
平成3年(1991)7月 | 財団法人益富地学会館設立許可、理事長就任 |
平成5年(1993)3月10日 | 京都第二赤十字病院にて死去 勲四等旭日小綬章受章 |
平成5年(1993)4月3日 | 日本地質学会功労賞受章 従五位追賜 |
最晩年の益富夫妻(平成5年正月)
主な著書
- 京都府鉱物誌(1940)
- 物象鉱物学(1943)
- 正倉院薬物を中心とする古代石薬の研究(1957)
- 石(Ⅰ)昭和雲根志(1967)
- 新注国訳本草綱目第3巻石薬編(1974)
- カラー自然ガイド鉱物-やさしい鉱物学(保育社1974)
- 原色岩石図鑑
- 原色化石図鑑