貴方の自慢の鉱物標本を世界に発信しませんか!
来年夏!アメリカの鉱物雑誌「Mineralogical Record」誌に「Mineral Collections in Japan」と銘打って日本のコレクタションが掲載されます.益富地学会館が関係するイベントではありませんが,皆様の鉱物標本の写真を世界に発信できるような面白い企画だと感じ,ここに紹介させていただきます.
詳しくは下の『 招待状(Mineral Collections in Japan』(PDF)をご覧ください!!
PDFの要点は下記の通りです。
- 締め切りは2025年12月15日
- 掲載費用は、2ページ単位で1ページあたり600ドルとなります。(最大12ページまで)
- 標本は自形結晶標本に限られます。
- 提出資料は、(a) 肖像写真、(b) 簡単な経歴、(c) デジタル形式の標本写真、(d) 写真キャプションデータ です。
- デジタル写真は、必ずしもプロのカメラマンにお願いする必要はありませんが、鮮明なものをお願いします。編集側に不満があると撮り直しの指示があります。デジタル写真の品位は400dpi以上で、jpg.、psd.、tiff. の拡張子のみ有効です。
- ポートレート写真は、鉱物所有者が夫婦の場合は、ペアでの写真が必要です。
- 提出文章は日本語でもOKですが、可能ならGoogle翻訳などで英文にしてください。あとは編集者側で最適化して、校正の段階でコレクター側に確認が返されます。
- お支払いは、クレジットカードとなります。
- 本件について日本では埼玉医科大学の田邊一郎先生がご案内をしてくださっております。詳細を知りたい方は, こちら を参考に田邊先生までご連絡ください。
掲載された時の形式については”Mineral Collections in Italy”を参考にしてください
Mineral Collections in Italy (4832KB) ※田邊一郎先生より許可を得て”Mineral Collections in Italy”を掲載しております. |
2025年9月3日
夏休みの行事報告
◇『親子で楽しむミネラル工房』 7月27日(日),午前10時30分~午後4時30分
『ハライト★メッセンジャー』というタイトルで,夏休みの親子で楽しめる体験型のイベントを行いました.天然の岩塩を土台にしてメモホルダーを作る楽しい教室で,親子ともに楽しんでいただきました.午前2回,午後3回,定員は各16組で,会場のホールは子供たちでいっぱいになりました.この日は,運営委員の黒栁信之先生・友野治男先生・和田義彦先生・秦和也先生・大井修吾主任研究員の5名で指導に当たりました.
◇『石に名前をつける会 -見つけた石のまとめ方-』
8月10日(日),午前10時~午後5時
益富地学会館が夏休みの期間に行う恒例行事で,小中学生・高校生などの地学に関する自由研究のまとめ方などを指導する会です.この日の指導は,益富地学会館の運営委員などで協力していただいている,武村道雄・友野治男・大槻 浩先生,和歌山県立自然博物館の小原正顕先生,益富地学会館の大井修吾主任研究員の5名で行いました.
数年前までは予約なしで実施していたのですが,午前中に相談が集中して,長時間待っていただくことになりましたので,事前の予約制で実施しています.
最近では,購入した石,公園で拾った石,もらった石などを持ち込む子も多く,かわらや海岸など自然の中で採集した石が少なくなったような気がしました.また,持ってくる石が年々小さくなっているように感じます.以前は数㎝大であったのが最近はコインサイズ以下の石が多くなりました.このサイズでは鉱物や岩石の特徴をつかむのがむつかしく,種類の同定ができない場合もあります.
岩石や鉱物を集めて調べるためにはどのようにすればよいか,集めた石をどのように整理すればよいかなど基礎的なことを子供たちに教える必要があるように感じました.なお,10月の京都ミネラルショーでは,講習会『石集め入門 -初めての標本作り』があります.これから鉱物や岩石の勉強を始める方にお勧めです.
岩石や鉱物を集めて調べるためにはどのようにすればよいか,集めた石をどのように整理すればよいかなど基礎的なことを子供たちに教える必要があるように感じました.なお,10月の京都ミネラルショーでは,講習会『石集め入門 -初めての標本作り』があります.これから鉱物や岩石の勉強を始める方にお勧めです.





