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イベント

催し物のお知らせ

特別地学講座のご案内
2024-06-16
お席に余りがございますので、当日飛び入りの方も受付いたします。

 『特別地学講座』を実施します.3名の経験豊かな講演者による多彩な内容の講座をお楽しみください.
申込方法など詳細は,下記をご覧ください.


日時2024年6月16日(日)
10時00分~16時30分
(9時30分から入場受付)
場所京都市勧業館『みやこめっせ』
地下一階大会議室
〒606-8343京都市左京区岡崎成勝寺町9-1
参加費3000円(会員の方は2000円)
定員100名
プログラム
(タイトル)
10:00~11:30
いにしえの京都市内の鉱物産地を訪ねて
講演者:岡本鑑吉(益富地学会館)
11:30~12:30
お昼休憩
12:30~14:00
探鉱物語 -ペルーアンデスでの資源開発
講演者:五味篤(伊藤忠鉱物資源開発株式会社技師長)
14:15~15:45
水晶の年輪のお話し
講演者:大井修吾(益富地学会館主任研究員)
参加申込電話・FAX・Email等でお申し込み下さい.
電話  075-441-3280
FAX  075-441-6897  
Email  info@masutomi.or.jp
申込受付開始会員:5月14日(火)
一般:5月21日(火)
講演の概要
岡本鑑吉
いにしえの京都市内の鉱物産地を訪ねて
鉱物は様々な場所にありますが,かつては鉱物採取可能であっても現在は不可能となってしまった産地も数多くあります.その中で今回は,
左京区 大文字山(岡崎山・銀閣寺横・北白川音羽谷)・鴨川上流・岩倉長谷・大岩・鞍馬オバ谷
右京区 双ヶ岡・吉兆鉱山(鳴滝宇多野谷)・保津峡・愛宕山・老ノ坂峠
山科区 滑石越
西京区 大原野金蔵寺・大枝
北区  護法谷
伏見区 小栗栖
東山区 南禅寺付近
などで採取できた鉱物の紹介や,当時の産地の様子についてお話します.

五味篤
探鉱物語―ペルーアンデスでの資源開発
南米ペルーは金、銀、銅、鉛、亜鉛などの鉱物資源が豊かですが、それらを産する鉱床はどのように発見されて開発されているのかを、
① 地表での地質調査と地化学探査と物理探査の探鉱結果を踏まえた有望地の抽出
② ボーリングや坑道掘削による鉱床の発見と経済性の検討
③ 露天掘や坑内掘の適切な方法での鉱石の採掘
④ 選鉱による精鉱の生産に至るまでの資源開発の過程
について具体的に触れながら,写真や図面で解説します。ペルー各地の鉱山の鉱床の晶洞に産する代表的な鉱物についてもご紹介します。

大井修吾
水晶の年輪のお話し
石英のきれいな結晶は水晶とよばれます。水晶が大きくなるのには長い時間を要しますが,結晶の中には木の年輪のように成長の痕跡が残っている場合もあります.今回の講習では、
(1)「何で結晶は成長するのか、そもそも結晶成長とは何か?」
(2)「成長の痕跡を残す様々な結晶の例」
(3)「水晶の結晶成長の痕跡」
について話します。(3)では走査型電子顕微鏡を用いた手法や、田上山ペグマタイトの両錐水晶の形成過程についてもお話しします。
注意事項
当日は11:30~12:30の休憩時に会場内で昼食をとっていただいても結構ですが,以下の点を厳守してください.
  • ゴミは各自お持ち帰りください.
  • 廊下などでは飲食しないでください.
  • カップ麺など汁を捨てる必要のあるものはご遠慮ください.
公益財団法人 益富地学会館
〒602-8012
京都市上京区出水通烏丸西入
中出水町394
電話:075-441-3280
FAX:075-441-6897

【開館時間】10:00~16:00
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